プラン②(預貯金と投資信託)
このプランもよくあります。投資信託で高配当、高分配を謳ったもので地道に積み立てるというものです。
この投資信託にもNISAは使えます。NISAを使って運用するのがいいでしょう。
少額のうちはNISAで行い、NISA枠を超えた時点で普通に投資信託で運用します。
普通に考えると最初の300万円ぐらいは現金、つまり預貯金で持っておいてそれ以外は預貯金と投資信託のバランスでというのがいいでしょう。
金融資産800万円なら預貯金400万円、投資信託400万円でもいいかもしれません。
どんな投資信託を選べばいいのか?
基本的には投資信託も株式も同じで、リスクが伴います。元本割れもありうるのです。そのため、投資する投資信託は慎重に選ぶ必要があります。
口座開設した証券会社にもよりますが、ほとんどの証券会社で多くの投資信託を販売しています。
例えば、野村証券の場合 投資信託|商品・サービス|野村證券 (nomura.co.jp)
国内と海外の投資信託があり、更に株式と債券、そしてその融合、そしてリートとあります。
リターンランキングや人気ランキングから探すとわかりやすいとは思います。
リターンランキングも期間で調べることができます。私は投資信託はしませんが、リターンランキングを参考にするといいでしょう。
投資信託選定の注意点
私なら次のようにします。
①期間3か月と1年のリターンランキングを調べて両方にランクインしている投資信託をピックアップ
②各投資信託の買い付け手数料、運用管理費用をチェックします。
③どんな運用を行っているか?を確認します。
②に関しては比較して運用管理費用や買い付け手数料が安いものを優先します。また、リスクをできるだけ抑えるのであれば、「為替ヘッジあり」を選んでください。
これは為替の影響を受けにくくするための施策があるということですので、為替が大きく変動しても比較的安心です。
投資信託解約のタイミング
数か月に1回分配金と投資信託の基準価格を確認してください。投資信託の基準価格が大きく下落していて、分配金以上に下落した場合には解約する方がいいかもしれません。
これも個人の判断で行ってください。
これはどういうことか?というと分配金が多くても投資信託の基準価格が下がっているとトータルでの金額が目減りしているということなのです。そうなると放置すればするほどお金が目減りする可能性があるのです。
この解約、売却するタイミングが非常に大切です。
リスクヘッジをしたい方は
リスクヘッジをお考えなら、買い付ける投資信託の種類を分けるということです。2個に分け、一方を国内中心の運用で、もう一方を海外を含むグロバール運用とするという方法もあります。
もう一つの方法は債券中心の運用のファンドと株式中心のファンドに分けるということもありだと思います。
貯蓄の仕方
私のお勧めは天引き的に給料の支給日かその近くで別口座にお金を移動させる方法です。
その口座は一つである必要はないと思います。手数料の兼ね合いがありますので、手数料のかからない口座がいいでしょう。
私は郵貯の口座と証券会社の口座を利用しています。
証券会社の口座、例えば野村証券やみずほ証券や大和証券はセブン銀行と提携していてセブンイレブンで入出金できます。平日の手数料は0円です。(時間は調べてください。)
別口座に移動するお金は給与の10%程度がいいかもしれません。そしてボーナスは全額、または半額をというのが私のルールですが、私にはボーナスがないので0円です。
関連:老後資金づくりについて
老後資金2000万円を貯める方法① – 老後資金2000万円を作る(資産形成・資産運用)