日経平均は続落。27832.96円(-311.01)
先週末10日の米株式市場でNYダウは4日続落。
NY株式市場は2月雇用統計を受け連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測が後退し、一時上昇する場面もあったが、米シリコンバレー銀行の破綻が報じられると下げ幅を拡大。
シリコンバレー銀行(史上2位の規模)、シグネチャー・バンク(史上3位の規模)が破綻したため、金融システム不安から売りが先行で、東京株式市場も金融株が大きく下げました。
それにつられ、日経平均も大幅安。ただ、引けにかけて戻しました。
為替も1ドル134円台の円高。
これがきっと世界中の金融市場に影響を及ぼすでしょう。特にヤバイと言われている銀行にヘッジファンドが空売りをかけてくると考えるのが普通でしょう。
投資家目線なら、そのような経営不安のある銀行の株を空売りをするというのはいいかもしれません。ただ、リスクはあります。
どんなリスクか?それは国なら企業がそのような経営不安のある銀行を救済すると報道があると、急落後、爆上げとなり、空売りは終ってしまうからです。
今後しばらくは金融市場には注意が必要です。
特に、海外ファンドを保有している方はです。国内ファンドよりも大きく影響がでるでしょう。
その理由は大きく株価が下がることそして、その通貨が下がり(円高)になり、円換算の場合はかなりの下落になるのです。