私の2023年の株式投資スタンスとしては、金利上昇で大きく株価が下がりそうでない銘柄、金利上昇で儲かる銘柄を選定するべきだと考えています。
つまり、借り入れが少なく、PBRも既に1倍を割り込みかつ、業績が堅調な銘柄と銀行ということになります。
アメリカの景気次第ですが、もしかしたら、為替が大きく円高になる可能性もあります。つまり、1ドル120円ぐらいということだ。それを考慮した観点からの銘柄選びが大切です。
アメリカの景気後退、そしてFFレートの高止まりとなると日本での公定歩合がもし上がる、または日銀の金融緩和政策の変更があるなら、1ドル120円を超えて、110円台もありうると考えています。
また、半導体関連銘柄は半導体の市況に大きく影響を受けますが、今のところ2023年の前半はダメでしょう。受注残が多いのでしばらくは売上もそれなりに堅調に動くとは思います。
注目銘柄
- メガバンク等(三菱UFJフィナンシャル・グループ8306、みずほフィナンシャルグループ8411、りそなホールディングス8308、三井住友フィナンシャルグループ8316、三井住友トラスト・ホールディングス8309)
- インバウンド関連銘柄(阪急阪神ホールディングス9042など)
- クラウド関連銘柄
- エネルギー政策関連
クラウド関連銘柄と書いたのはアメリカは既にクラウド関連銘柄は頭打ちになり、リストラが始まっていますが、個人的には、まだ日本は大丈夫だと考えています。
2023年での株式投資の注意点
- 無理して買い上がらないこと。高値掴みはしない。
- PBRが低い銘柄でかつ、ROEがそれなりにある銘柄を選ぶ
- 業績の変化が大きい可能性があるので、下方修正には注意が必要。
2023年の株式投資の銘柄選びのマイルール
2022年と同じように世界経済の動向が分かりにくい、戦争の状況など不透明なことが多いため、安全を重視した銘柄選びとなります。
- アメリカのFFレートの高止まりでメリットのある株、メガバンクはいいかも?
- 円高のリスクがあるため、輸出銘柄のポートフォリオには注意
- エネルギー関連銘柄、経済安全保障に積極的な銘柄を選定
- 小型バリュー株の比重を上げる
ディフェンシブな資産運用、株式運用を考えています。
大きく株価が下がるようなものは極力避けるということです。