資金、資産を増やす手段としていろいろな方法がありますが、株式投資は有効なのか?ということを考察します。
これは株式で運用するということと投資信託で運用する、債券で運用するということです。
多くの方はリスク分散の観点から投資信託、ETFでの運用をお考えになるでしょう。または債券での運用を行っている投資信託、ETFとなります。
株式投資の何が他の運用より優れているのか?それは圧倒的にいろいろ手数料が安く、税金などの取り扱いが簡単であることです。
不動産の場合、確定申告が必要ですが、株式投資の場合は源泉徴収ですみます。そうすると税の支払いも簡単です。
大体、20%ぐらいの税金がひかれます。
そして、手数料ですが、ネット証券を利用すると株式の売買、投資信託、債券の売買手数料は知れています。つまり、他の資産運用よりも他社に手数料を支払わなくて済むので負ける確率がすくないのです。
あとは何をどういう基準で運用を行うか?といいうことになります。
実際にはデイトレーダーのような売買でなく、マンスリートレーダーぐらいの感じで中長期での投資を考えるといいと思います。
どうしてデイトレーダーはよくないのか?それはどうしても目先の動き、株の上がり下がり、投資信託の基準価格の上がり下がりに一喜一憂してしまうためです。
株式投資のスタイル
私の考える投資スタイルは年平均で10%~20%利益がでるような運用を行うということです。
また、可能な限り毎年損をしないことです。それはどうしてか?
株式投資のメリットは複利運用だということですが、負けを複利で運用するとどんどんお金が減っていくのです。
だから、負けないこと、勝てるときに徹底的に勝つことを大切にするべきなのです。
例でいうと、毎年10%というイメージではなく、
- 1年目 40%
- 2年目 5%
- 3年目 0%
- 4年目 30%
- 5年目 20%
という感じなのです。そんなもんなんです。平均的に勝つというイメージ持たない方がいいかもしれません。
100万円を運用すると
- 1年目 132万円
- 2年目 137万円
- 3年目 137万円
- 4年目 170万円
- 5年目 197万円
こんな感じです。これはかなり優秀な運用になります。
上記の資産運用には配当金は含んでいません。
平均的な利回りを考えると4,5%というのが現実的らしいです。さらに投資の神様の場合は20%ぐらいということです。
参考:投資の神様の利回り
おすすめのハッピーな株式投資法
株式投資の運用においての注意点
- 株式投資は負けることもあるを家族で認識する
- 株式投資の目的を共有する
- 株式投資で得られた配当金は家族で使う
この中でも3つ目が一番大事です。儲かったお金をすべて再投資するようなことはお勧めしません。どうしてか?というと株式投資で負けた場合、喧嘩になるからです。もし、配当金を家族で使っていると「こんな時もあるよね。」とみんなで言えるからです。
楽しい株式投資、資産運用に大切なこと
それは、生活に必要なお金には手をつけないことです。1年分と考えるなら生活費として500万円は現金で置いておくことです。2年と考えるなら1000万円は現金でということになります。
何があっても大丈夫であることが大切なのです。大丈夫だからこそ、楽しく株式投資、資産運用ができるのです。
それと、もう一つは人を信用しないこと、情報を鵜呑みにしないことです。情報が間違っていたり、人を信用すると長い資産運用、資産形成の中で大きな損失を被ることがあります。