今日は朝から気分がブルーになる状況です。
一時、900ドル以上、ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は下落しましたが、引けにかけて戻したということです。614.41ドル安の3万3970.47ドル。
NASDAQも大きく下げました。14,713.90で330.06安(-2.19%)
これは中国の不動産大手、中国恒大集団の経営悪化への懸念が引き金ですが、私はそれほど大きく下げないと思っています。2%や3%は下げるかもしれませんよ。
ただ、リーマンショックのようなことはないと考えています。それは中国当局がある程度はサポートするためです。リーマンショックのようにFRBなり、SECが知らないところで起きたというものではないからです。
さて、今日はいくら下げるのだろうか?日銀はTOPICSが2%下げると買い支える可能性があるので、それが今日の分岐点になるのではないか?と思います。
ちなみにTOPICSはいま、2,100.17です。
まずは中国関連の銘柄が下げるでしょう。それと値がさ株かもしれません。
そうはいっても下がったところは買い下がるといいのではないでしょうか?
8%以上下げてきた優良株、グロース株を買い下がるのはいいと思います。
今日、注意したいのは香港市場は明日は休みです。
四季報の更新
先週の金曜に四季報の情報が更新されています。書店で新しい四季報が出ていると思います。
保有銘柄や注目している銘柄は四季報でチェックしておくことをお勧めします。
どこまであてになるのか?というとそこそこです。必要以上に信用しない方がいいでしょう。
野村証券の出している週報なんかの方がまだ、信用できるかもしれませんが、それを根拠に買うと高値掴みしてしまうかもしれません。
自民党総裁選の影響
自民党の総裁選挙の兼ね合いで候補の情勢によって相場は変わります。どこまで織り込んでいるのか?ということになります。河野太郎氏なのか?岸田文雄氏なのか?
個人的には長期での河野太郎氏の総裁は市場には歓迎されていないかもしれないと思います。それは河野太郎氏ならさらに消費増税をしそうだからです。
増税といっても所得税の控除額を減らす程度ならまだいいのですが、消費増税をするなら景気を冷やしかねないからです。また、負債とのバランスも考えた政策、そしてもう少し現実的な話をと考えています。
経済界は岸田文雄氏と考えているような気がします。どの総裁になっても今後の新型コロナウイルス対策や景気対策で短命になるかもしれません。
そして、たぶん、ある程度政治のことが理解できる方ならわかっただろうが、自民党って幅が広くてすごく右寄りな方から左寄りな方までいて、そしていろんな人の集まりなのです。一概に自民党といっても違うのです。
自民党に対して投票しないという方も多くいるでしょうが、その自民党はどの自民党なのでしょうか?
そして、自民党の一党での政治運営がというが、実際には自民党一党で長く政治をしてきたが、派閥によって全く違った政策を打ち上げていて、まるで違う政党がということもあったのです。
一番大事なことはいろいろな意見が国政に反映されることなのであって、形ではないのです。私たちの思いが反映されることを祈るのみです。
秋の衆議院選挙
秋の衆議院選挙に関してもあまり政策が分かっていない方がどこまで、どのような判断をくだすのか?ということが勝敗ラインを変えると思います。自民党からいうと30議席ぐらいは減らすような気がします。
これはやってみないとわかりません。
立憲民主党の政策で、雇用を地方に生み出すような話をして、更に現実的であれば、それなりに議席を取るようにおもうのですが、どうも雇用を生み出すというのは考えていないような感じだ。
どうして地方がダメになったのか?それは安定的な雇用がないことです。子供の数が増えないのは地方での雇用の確保と保育などの仕組みが十分でないことが原因と思います。どこまでいってもお金がないと子供を増やそうとしないし、地方に住めないのです。そんなことをいうと公務員を増やそうとしそうなので、そうではなく、地方での雇用を生む、施策を考えて欲しい。
どうも、以前の民主党政権時の経済対策の失敗で、大学生の就職がうまくいかなったこと、株価が低迷したことを忘れてしまったのではないか?株価は低くても就職がなくても幸せだと言いたいのか?
自民党の批判ばかりではなく、前向きな政策提案が必要だと思う。それともまた、日銀の金庫には・・・というような妄想と、米軍はいらいないというような現実的でないことをいうのだろうか?
どんな政権であれ、コロナ禍以上の閉塞と自殺を生むようなことだけはやめて欲しい。
※株式投資は自己責任でお願いします。
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