海外市場の堅調な株式市場を受け、高く始まり、30000円台を回復しました。
為替も110.40台となっており、かなり円安に振れました。
要因①中国恒大集団の債務問題を巡ってもひとまず不安が後退。中国政府が介入?
②連邦公開市場委員会(FOMC)で次回11月の量的緩和縮小(テーパリング)開始決定が示唆され、想定内の内容であったため。
②に関しては想定内でテーパリングが始まると金利が上昇を始めるため、金利差により円安に振れました。
年末に向けて円安に振れると予想されており、コンセンサスでは1ドル113円までと考えているようです。
それに伴い、堅調に株価が動けば、日本の株式市場にもいい影響があり、外国人の買いが継続的に入る可能性があります。そうなるともう一段の株高もありうると考えます。
ただ、これは一般的な話です。株価の指数に連動した投資信託を買う方には参考になるかもしれませんが、個別銘柄の場合、それ以上に今期の業績見通し、そして国の政策によると考えた方がいいかもしれません。
国策は株価にはプラスとなりますのでそれを考えた投資もいいかもしれません。
①に関しては中国政府がそれなりに処理をするので、非常に大きな影響はないと考えています。それはあくまでも個人的な見解です。
今日の相場の印象は直近、空売りなどで売られた銘柄の買い戻しという感じです。
銘柄ではルネサスエレクトロニクスが大幅高。1446円(+93円)
ソニーグループ13000円(+640円)
商船三井9870円(+620円)
小型株では古野電気1289円(+155円)
大真空4210円(+300円)
業績のいい銘柄はやはり、買われています。
場が終わった後、ダイトーケミックスが上方修正していますので、週明けは大きく上げるかもしれません。
この銘柄は癖が悪いので注意が必要です。
株式投資は自己責任で。専門的な用語がわからない方は調べてください。それができない方は株式投資はしない方がいいと思います。
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