米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、インフレを根絶するために利上げを継続し、金利を高い水準でしばらく維持する可能性が高いことを示唆。
FRBが近く方針を転換する(来年にも金利引き下げか?)との見方をけん制しました。物価上昇が景気後退よりも大きな問題を引き起こすという考えからインフレを2.0%を目標に低下させるような金融引き締め、金利上昇を指示したということだ。
FFレートとしては4%以上になることはあり、それがしばらく続く可能性があるということです。
パウエル議長は講演で「インフレを低下させるために、トレンドを下回る成長が一定期間持続する必要がある公算が大きい。労働市況も軟化する可能性が非常に高い。金利上昇や成長鈍化、労働市場の軟化はインフレを低下させるが、家計や企業に痛みをもたらすだろう」と述べた。
これを受け、NY株式市場は大荒れとなり、NYダウは32,283.40ドルの1,008.38ドル安。NASDAQは12,141.71の-497.55です。VIX指数は25.56
日経平均先物も28,120.00の490円マイナス。
月曜が悲惨な状況になる可能性が高いと言えます。
VIX指数を見る限りではこの辺で一度もみ合うのだろうか?とは思う。1000ドル以上下げたのだから、VIX指数がもっと高くなってもおかしくないが、そうでもない。ということはズルズル下げていくのか?
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