米連邦準備制度理事会(FRB)は2月1日、政策金利FFレートを0・25%引き上げると決めた。
インフレ抑制のため金融引き締めを続けるが、利上げペースは前回2022年12月会合の0・5%から減速させた。
ただ、利上げは8会合連続で、これにより政策金利の誘導目標は4・50~4・75%となりました。
次のFOMCで0.25%の上昇なのか?それともFFレート上昇は打ち止めなのか?そして、この高水準のFFレートをどこまで維持するのか?というのが焦点になってきました。
あまりに、高金利を続けるとアメリカの経済が大幅に冷え込み、不景気になります。
物価上昇と雇用とのバランスをどうFRBが操るのか?というのが見どころです。
今回のFOMCのFFレート0.25%上げは既定路線ですので、発表後、安心感から株価は大きく上げました。
ニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を受けて、景気先行きを巡る投資家の懸念が和らぎ、小幅続伸。特にNASDAQはそれなりにあげました。
ダウ工業株30種平均は前日終値比6.92ドル高の34092.96ドル。ナスダック総合指数は231.77ポイント高の11816.32。
今回のFOMCの内容は個人的には想定通りですが、あまりに連続でFFレートを上げているので今後が少し心配です。
今日の東京株式市場は強く始まるでしょう。
また、為替は1ドル128円台後半で推移しています。円高になっているということです。
暫くは落ち着いた株式相場であることを望みます。
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