欧州中央銀行(ECB)は15日の理事会で、政策金利を予想通り0.25%ポイント引き上げた。利上げは8会合連続。根強いインフレを踏まえ、次回7月の会合でも利上げを継続する公算が大きいという見通しを示した。
ECBは、リファイナンス金利を3.75%から4.00%に、中銀預金金利を3.25%から3.50%に引き上げた。預金金利は22年ぶりの高水準。
さらに、インフレ、コアインフレ見通しも引き上げ。23年のインフレ率見通しを5.4%と、前回3月見通し5.3%から引き上げた。コアインフレも23年5.1%と、前回4.6%から引き上げた。
インフレが続くということだ。
直近、連続で利上げをしていますが、まだ、アメリカのFFレートよりも低いのでしばらくは利上げは0.25づつということになりそうです。
この影響で、為替は円安に振れています。この傾向はしばらく続きそうです。