欧州で天然ガス価格の高騰が止まらない。世界経済の回復によるエネルギー需要の高まりや風力発電の不振が要因とみられる。ロシアをめぐる供給網疑惑も浮上し、少しは落ち着きを取り戻しつつある。
風が吹かないので風力発電では賄えない部分があるので、火力発電でということになるが、天然ガスの方が環境に優しいためです。
※天然ガスは、メタンを主成分としていて、有害な一酸化炭素をはじめとする不純物をほとんど含まず、燃焼したときに発生する窒素酸化物、二酸化炭素の量が石炭や石油より少なくすみ、硫黄酸化物は発生しない。
時代の流れなら天然ガスの方が需要が高いということなのです。
多くの国が天然ガスを取り合うとどうなるのか?それはきっとアジアの液化天然ガス(LNG)の価格高騰も誘い、日本の電気料金にも波及しかねない。
SDGSでより環境に安い方法で発電ということになるのだが、自然エネルギー電力に比重を上げすぎているとどうなるのか?は想像できるでしょう。
自然エネルギー電力が安定的に供給できると思っている方がいますが、そんなことができれば、今、EUでこんなことになっていません。
そのうち、科学技術がというかもしれませんが、自然をコントロールできないことはわかっているはずです。
何が起きてもおかしくない時代に環境に配慮というのは正しいかもしれませんが、リスクを考える必要はあるでしょう。
立憲民主党は公約で
自然エネルギー電力を2030年に50%、2050年に100%を目指す
と言っているがそれは何を意味するのか?それは自然災害による破滅です。電力が十分ない場合にどうしますか?
DXといっても電気ありませんが。
そして食糧も不足するでしょう。みんな我慢するのか?
絶対しないでしょう。やはりこれがいいからすべてとするのは間違っていると思います。
例でいうとサプリが必要だからもう食べずにサプリでといっているようなものだとわからないのが残念です。
世の中にとって大事なことは自然エネルギーだけで生きることではなく、可能な限り環境に優しい社会にすることなのです。
それは何が目的かを考えるとわかります。
電気自動車EVにすべてしてしまうという方も多いが、何のために電気自動車 EV にするのかを考えましょう。そして現実問題を度外視するのはやめましょう。環境に優しい自動車であることが必要なのであって電気自動車にすることが大切なのではありません。